■都道府県名・市町村名 北海道・北竜町(ほくりゅうちょう) |
■人口・産業別就職人口(第1、第2、第3) 人口(平成21年3月1日現在) : 2,300人 産業別人口(平成7年10月1日現在) : 第1次845人(54%)第2次235人(15%)第3次496人(31%) |
■地域の特徴 |
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地 理 |
本町は北海道のやや中央にあり、空知支庁管内の北部に位置しています。国道275号線が南北に、国道233号線と道道94号線が東西に貫通しており、車で札幌市まで2時間、旭川市まで1時間と交通の便に恵まれています。その広さは東西28km、南北14kmで総面積158.82uとなり、暑寒別岳を主峰とする増毛山脈と、その支脈のいくつかが町の町界から区域内を走り、全面積の70%が山林となっています。 |
気 候 |
海洋性と内陸型の中間気候で、冬は積雪寒冷で積雪深1.5m〜1.8m程度であり、道内でも多い方に属しますが、夏季は自然温暖な条件に恵まれ南西風が多く、水稲、畑作に適しています。 |
歴 史 |
千葉県印旗郡本埜村と母村交流を続けています。明治32年7月、雨竜町から行政区を分離し戸長役場を置き、雨竜町の北に位置することから北竜町と称しその発足をみました。その後、大正4年2級町村制施行、さらに昭和36年9月に町制が施行され、平成3年に開基百年記念事業を挙行し現在に至っています。また、昭和35年の6,468人の人口をピークに過疎化が始まり、その後30年間で半分以下の数となりましたが、最近ではゆるやかな減少傾向となっているものの、高齢化が進行している状況にあります。 |
文 化 |
平成3年に開町百年を終えたばかりの歴史の浅いまちですが、真竜神社の獅子舞が、新しい世代に受け継がれています。また、戦後設立された文化連盟は、現在39団体900人以上の加入で積極的に底辺の拡大や先人の句碑、文字碑の建立、会員の作品展示、芸能発表、公演などにより精神文化の高揚を図っています。一方、町花ひまわりを核としたまちづくりによって新たなコミュニティが形成され、まちへの愛着心と一体感が醸成されてきました。さらに、ひまわりから各種の商品開発や新規産業の創出と、若者による竜踊りや竜の山車が創作され、新たな文化が育ちつつあります。 |
産 業 |
雨竜川他三河川流域を主として、肥沃な土地と豊かな水資源のもと、稲作を基幹作物とした農業の町です。稲作については、低農薬、有機肥料等のクリーン農業により生産された米は、「ひまわりライス」の名で販売され好評を得ています。また、水田転作により果菜類やひまわりの作付も盛んで、龍の鈴メロン、黄小玉すいかは道内でも有数の生産地となっています。ひまわりの作付面積100ヘクタールは全国一を誇っていて、最近はひまわりが観光として一躍脚光を浴びて、開花シーズンには25万人以上の観光客が訪れるようになっています。第2次産業の比率は15%、第3次産業の比率は29%となっており、特に第2次産業の比率が低くなっています。 |